コーヒー観賞
何年も履歴書を書いていない。
履歴書絡みの会社(履歴書屋さんではないよ)に十数年も飽きもせず勤めていたのに、
自身の履歴書はほとんど書いたことがない。
記憶にある最後の履歴書は、珈琲サイフォン(開業前の修業先)に提出した時で、
それ以前といえば学生時代の就職活動まで遡るはず。
もちろん今日は履歴書の話ではなく、履歴書面にある「趣味」のお話。
今履歴書を書くとしたら、あるいは
「あなたの趣味は?」
と誰かに問われてみたら、何と回答するのだろうか?
(もっとも一般的に社会人は仕事を問われることはあっても、そんな質問の機会は少ない)
残念ながらコーヒーは趣味ではない。
これは生業であり、仕事である。
決して嫌いではないが、寝食忘れるほど好きでもない。
程々に距離が取れる対象である。
趣味を仕事にしない。これは鉄則である。
多分、レコードへの知識と愛情がたっぷりあっても、レコード屋を経営することはできない。
自分が盤を漁ることに夢中になって商売としてはバランス感覚に欠けること必至であろう。
対してコーヒーは程々に、そして長~く愛していける対象。
だから自分はコーヒー屋をやっている。
こじつけではあるが、趣味「コーヒー観賞」とでもいうべきだ。
コーヒー(カフェイン)中毒ではないが、
自家製はもちろん他店のコーヒーを飲むことはまあまあ好きである。
個人的には、昔から変わらぬ趣味の王道といえば「読書」「映画観賞」そして「音楽鑑賞」である。
わざわざ書いてみると自分が何か月並みな人間に思えてくる。
でも現状、活字中毒であり、映画館中毒、レコード中毒ともいうべき症状は否めない。
開業以来諸処の事情により、前者二つは時間的な制約もあり「嗜む程度」となっている。
それでも月に最低10冊以上の本を読み、
月数本程度の映画を観ることは一般的には少なくないのかもしれない。
自分では以前(最盛期)と比較すれば圧倒的に少なく、「程々に」嗜んでいるつもり。
しかし、昨日の記事でも書いたようにレコード中毒は今、ここにあるビョーキである。
仕事や生活などの現実を忘れ、
何かに夢中になることでストレスと発散させバランスを保つ傾向がある。
一種の現実逃避であるが、これも生きていく上で必要な行動らしい。
かつて毎日の営業(仕事)がつらくても、
週末映画館の闇で数時間を過ごすことで月曜日からリセットできた。
現在、自営のサービス業は時間的な制約もありなかなかそうもいかない。
多分、そのため、店舗と両立しやすい音楽を聴くことに集中特化しているのかもしれない。
まあ、これも理由のこじつけで単なる言い訳。
厳密には音楽を観賞するという行為よりも、
聴くための対象を探す行為(盤漁り)に重きが置かれている。
だから音楽は趣味だけれども、同時にビョーキなのだ。業が深すぎる………。
履歴書絡みの会社(履歴書屋さんではないよ)に十数年も飽きもせず勤めていたのに、
自身の履歴書はほとんど書いたことがない。
記憶にある最後の履歴書は、珈琲サイフォン(開業前の修業先)に提出した時で、
それ以前といえば学生時代の就職活動まで遡るはず。
もちろん今日は履歴書の話ではなく、履歴書面にある「趣味」のお話。
今履歴書を書くとしたら、あるいは
「あなたの趣味は?」
と誰かに問われてみたら、何と回答するのだろうか?
(もっとも一般的に社会人は仕事を問われることはあっても、そんな質問の機会は少ない)
残念ながらコーヒーは趣味ではない。
これは生業であり、仕事である。
決して嫌いではないが、寝食忘れるほど好きでもない。
程々に距離が取れる対象である。
趣味を仕事にしない。これは鉄則である。
多分、レコードへの知識と愛情がたっぷりあっても、レコード屋を経営することはできない。
自分が盤を漁ることに夢中になって商売としてはバランス感覚に欠けること必至であろう。
対してコーヒーは程々に、そして長~く愛していける対象。
だから自分はコーヒー屋をやっている。
こじつけではあるが、趣味「コーヒー観賞」とでもいうべきだ。
コーヒー(カフェイン)中毒ではないが、
自家製はもちろん他店のコーヒーを飲むことはまあまあ好きである。
個人的には、昔から変わらぬ趣味の王道といえば「読書」「映画観賞」そして「音楽鑑賞」である。
わざわざ書いてみると自分が何か月並みな人間に思えてくる。
でも現状、活字中毒であり、映画館中毒、レコード中毒ともいうべき症状は否めない。
開業以来諸処の事情により、前者二つは時間的な制約もあり「嗜む程度」となっている。
それでも月に最低10冊以上の本を読み、
月数本程度の映画を観ることは一般的には少なくないのかもしれない。
自分では以前(最盛期)と比較すれば圧倒的に少なく、「程々に」嗜んでいるつもり。
しかし、昨日の記事でも書いたようにレコード中毒は今、ここにあるビョーキである。
仕事や生活などの現実を忘れ、
何かに夢中になることでストレスと発散させバランスを保つ傾向がある。
一種の現実逃避であるが、これも生きていく上で必要な行動らしい。
かつて毎日の営業(仕事)がつらくても、
週末映画館の闇で数時間を過ごすことで月曜日からリセットできた。
現在、自営のサービス業は時間的な制約もありなかなかそうもいかない。
多分、そのため、店舗と両立しやすい音楽を聴くことに集中特化しているのかもしれない。
まあ、これも理由のこじつけで単なる言い訳。
厳密には音楽を観賞するという行為よりも、
聴くための対象を探す行為(盤漁り)に重きが置かれている。
だから音楽は趣味だけれども、同時にビョーキなのだ。業が深すぎる………。
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