ギガレア、その他の戯言
最近、ネットCDショップ で
イタリアCAM原盤のギガレア盤がリイシュー!!
などというコピーが躍っています。ギガレア?なんじゃそれ?
あ、単位のギガなのね。
レア盤よりレアな「メガレア」、そしてさらにレアなのが「ギガレア」というわけですか。
本当に1015レアなんでしょうか?メガレアの1000倍もレアなんでしょうか?
(大概、自分も言葉が無茶苦茶な人ですが)何か日本語が荒れている感じ?
宣伝文句は困ったもんだねぇ………と言いながらも、同時に煽られている自分がいます。
“Don't Believe The Hype !!”と戒めながらも、財布が勝手に「開けゴマ~!!」。
これもまたレコードジャンキーの業の深さです。そして直らないビョーキです。


昔から、洋モノコンプレックスが根強いですね。
邦画よりもアメリカ映画、邦楽よりもイギリスのロック、
日本文学よりも翻訳推理小説……などなど日本以外にどっぷりの毎日でした。
最近は日本文学も邦画もそれなりに嗜むようになりましたが、
ジャズはどちらかといえばいまだにその名残があります。
和ジャズと称して過去の遺産の再発が盛んなようですが、
手をひろげると破綻しそうなので基本無視。
偶然GILES PETERSON選曲『渋谷ジャズ維新』で聴いてしまったのがM-3“EARLY SUMMER”。
気になってアルバムを探し出して購入。
結果は最近聴いた音楽で文句なし最も素晴らしいピアノトリオです。
灯台もと暗しなどと御託を並べるつもりはありませんが、
今まで知らなかったことを損した気分と同時にココで出会えて良かったと痛感する傑作。
和ジャズも決して侮れないと初めて知った43歳です。
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