hey Kazuo

このブログでも何度か登場したアメリカの通販サイトCDbabyのお話。
自主制作盤などマイナーなジャズが豊富でついついクリックしてしまう魔のサイトだ。
サイトのお奨め盤などを検索しながら、視聴も可能で、
在庫切れの商品も登録しておけば、入荷時にメールまでくれる。
そのメールのヘッダーのタイトルが

   hey Kazuo - re: MAC CHRUPCALA TRIO: In Newport

で続く本文もまた

   Hi Kazuo -

   You asked me to tell you when this CD arrived, and it's here!

   MAC CHRUPCALA TRIO: In Newport

   CLICK HERE TO BUY IT


てな具合。

そう、すべて名前での連絡で、加えて、“hey”に“Hi”である。

初対面というか、会ったこともなく、きっとこれからも決して会うことのない人への
ビジネスレターが“Dear Kazuo Ishiguro”でも“Dear Ishiguro”でもなく単なる名前なのだ。
(ちなみに、たまたまカズオ・イシグロの本が手元にあっただけで特に意味はなし)

このあたりの感覚の違いはいかにもアメリカ的で面白い。
姓(ファミリー)ではなく、あくまでも名前(個人)として人と対する。
多分、生で対面しても同じなんだろう。
日本的な因習やら礼儀ではあくまでも姓で始まり、
その後親密度があがってくれば名前やニックネームに切り変っていくのが常かな?
日本人は、ファミリーの呪縛から逃れられず、
いい意味ででも悪い意味でも「個人」主義になりきれない。
こんなところにもそれぞれの国民性が現れていて興味深いものだ。

余談だが、円高の現在このサイトはかなり危険だ。
「円高還元だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」とか勝手に自分を納得させて
余計なものを買ってしまいそうで、何とか耐え忍んでいる今日この頃である。

テーマ : ひとりごと。
ジャンル : 日記

プロフィール

TIPO

Author:TIPO
大阪豊中、ブラジルをコーヒーと音楽で楽しむ店“Cafe do BRASIL TIPOGRAFIA(チッポグラフィア)”の店主(と時々連れ合い)。2005年12月に開店して以来、気合で毎日更新中。果たしてどこまで続くのか意地になってます。

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