微妙に古臭い
BS録画で観た『プラトーン』
何といってもウィレム・デフォー。ポスターにもなっているこのシーンが印象的。

86年制作なので微妙に古臭い。
20年以上の時が流れ、技術の革新もあり、映像や手法の劣化も否めない。
今、あの時代を知らぬ人にとってこの映画がどう映るのかはわからないけれども、
学生時代、リアルで夢中になってきた映画はどこかしら恥ずかしいのだ。
観ていて映画とは全く関係のない現実の「人」や「情景」が浮かんでくる。
それがあまりにもうんざりするので、
80年代は時として封印したくなる恥ずかしすぎる記憶。
そういえば、公開当時ベトナム戦争を題材にした映画がブームだった。
アメリカは戦争までも娯楽にすり替えてしまう国。
さらにはアカデミー賞もこの手の映画には嬉々としてに賞を冠する。
でもアメリカ映画における、一見良識的な自己(自国)批判は一時期のブームにすぎない。
現在『ハートロッカー』のようにネタ(対象)がアジアから中東に
かわっただけでやっていることはあまり変わらない。
そしてネタ切れ(=興行的な陰り)が見えてくる頃には、
偉大なる「アメリカ」がワールドワイドでさっさと次の戦争をつくりだしているので安心だろう。
何といってもウィレム・デフォー。ポスターにもなっているこのシーンが印象的。

86年制作なので微妙に古臭い。
20年以上の時が流れ、技術の革新もあり、映像や手法の劣化も否めない。
今、あの時代を知らぬ人にとってこの映画がどう映るのかはわからないけれども、
学生時代、リアルで夢中になってきた映画はどこかしら恥ずかしいのだ。
観ていて映画とは全く関係のない現実の「人」や「情景」が浮かんでくる。
それがあまりにもうんざりするので、
80年代は時として封印したくなる恥ずかしすぎる記憶。
そういえば、公開当時ベトナム戦争を題材にした映画がブームだった。
アメリカは戦争までも娯楽にすり替えてしまう国。
さらにはアカデミー賞もこの手の映画には嬉々としてに賞を冠する。
でもアメリカ映画における、一見良識的な自己(自国)批判は一時期のブームにすぎない。
現在『ハートロッカー』のようにネタ(対象)がアジアから中東に
かわっただけでやっていることはあまり変わらない。
そしてネタ切れ(=興行的な陰り)が見えてくる頃には、
偉大なる「アメリカ」がワールドワイドでさっさと次の戦争をつくりだしているので安心だろう。
スポンサーサイト
| HOME |