BRUTUS
発売中の雑誌『BRUTUS』です。

かなり気合の入った映画の特集。
基本的に泣ける映画や泣ける小説とか言われると反射的に「ケッ!」。
へそ曲がりな性分ゆえ、どこかあざとい感じがして苦手。
でもこの特集は、いわゆる「お涙頂戴モノ」紹介ではなく、
各人の隠された泣けるツボを探っていて結構面白いですね。
どうやらツボは極めてパーソナルで千差万別のようです。
ちなみに個人的に最も泣いた映画がコレ

監督はアラン・ルドルフ。
ひと昔前、良質な単館系映画の監督として一部映画マニアの注目を集めていました。
フィルモグラフィを見ると2000年初頭まではボチボチ作品が公開されていますが、
基本的には地味なインディペンデンスな作品ばかりで知名度は低いようです。
ビデオは廃版で未DVD化、テレビ放送も不明、今後もソフト化はきびしいかな?
気長にレンタルビデオでも探すしかなさそうです。
まさに記憶の中だけで存在する幻の映画。
本人ですらこの特集までその存在を忘れていましたよ。
時折、誰それと、どこどこの映画館でという状況設定とセットで記憶されている映画があります。
これは平成元年、横浜長者町の場末感いっぱいのガラガラの映画館で一人観たはずです。
映画はアメリカ映画に多い天国モノです。
『天国から来たチャンピオン』なんて傑作もありましたね。こちらもチョイ泣き映画。
若くして不慮の事故で亡くなった青年が天国で恋に落ち、
再び地上へ生まれ変わるという映画的ご都合主義な展開で
試練を乗り越え最後にはハッピーエンドというプログラミングピクチャーです。
後半、生まれ変わった青年(当然同じ役者、ティモシー・ハットンが演じています)が
偶然、死ぬ前の両親に出会うシーンがあります。
「私たちにも生きていればちょうどあなたと同じくらいの息子がいたのよ」
これがツボ。
直近の個人的な経験に照らし合わせ
暗闇の中、ボロボロとひたすら涙が止まらなかった記憶があります。
多分それ以来、この映画を観ていないはずです。
もう一度観る機会があればどうでしょうね。
観たいような、観たくないような……微妙な映画。
今日は映画を観ていない人にとっては「だからどうしてん!」というブログでしたね。

かなり気合の入った映画の特集。
基本的に泣ける映画や泣ける小説とか言われると反射的に「ケッ!」。
へそ曲がりな性分ゆえ、どこかあざとい感じがして苦手。
でもこの特集は、いわゆる「お涙頂戴モノ」紹介ではなく、
各人の隠された泣けるツボを探っていて結構面白いですね。
どうやらツボは極めてパーソナルで千差万別のようです。


監督はアラン・ルドルフ。
ひと昔前、良質な単館系映画の監督として一部映画マニアの注目を集めていました。
フィルモグラフィを見ると2000年初頭まではボチボチ作品が公開されていますが、
基本的には地味なインディペンデンスな作品ばかりで知名度は低いようです。
ビデオは廃版で未DVD化、テレビ放送も不明、今後もソフト化はきびしいかな?
気長にレンタルビデオでも探すしかなさそうです。
まさに記憶の中だけで存在する幻の映画。
本人ですらこの特集までその存在を忘れていましたよ。
時折、誰それと、どこどこの映画館でという状況設定とセットで記憶されている映画があります。
これは平成元年、横浜長者町の場末感いっぱいのガラガラの映画館で一人観たはずです。
映画はアメリカ映画に多い天国モノです。
『天国から来たチャンピオン』なんて傑作もありましたね。こちらもチョイ泣き映画。
若くして不慮の事故で亡くなった青年が天国で恋に落ち、
再び地上へ生まれ変わるという映画的ご都合主義な展開で
試練を乗り越え最後にはハッピーエンドというプログラミングピクチャーです。
後半、生まれ変わった青年(当然同じ役者、ティモシー・ハットンが演じています)が
偶然、死ぬ前の両親に出会うシーンがあります。
「私たちにも生きていればちょうどあなたと同じくらいの息子がいたのよ」
これがツボ。
直近の個人的な経験に照らし合わせ
暗闇の中、ボロボロとひたすら涙が止まらなかった記憶があります。
多分それ以来、この映画を観ていないはずです。
もう一度観る機会があればどうでしょうね。
観たいような、観たくないような……微妙な映画。
今日は映画を観ていない人にとっては「だからどうしてん!」というブログでしたね。
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