ハスラー
なぜか映画ネタが続いている。

これも衛星放送の録画『ハスラー』。
確か学生の頃、一度観たはずだが全く記憶にない。
主演のポール・ニューマンはコチラでもギラギラと反骨的、そしてパンクな青臭さ全開である。
でも見どころは、脇役二人。

右側がジャッキー・グリーソン演ずるミネソタ・ファッツ。
腕利きのハスラーで名前の通り“ふとっちょ(ファッツ)”。
今リメイクするならジョン・グッドマンが演じそうな役。
仕立ての良いダブルのスリーピースに中折れ帽にコートと身だしなみがダンディ。
常にクールで決して取り乱さない。ポール・ニューマン演ずるエディの青臭さとは対象的。
役名は昔のブルースマンみたいだ。
通好みのジャズバーの店名にありそう。
「店名の由来は?」とバーテンと話しながら、古いモノクロの映画の話で盛り上がりそうな店。
左側がジョージ・C・スコット演ずるバート・ゴードン。
冷徹なプロのギャンブラーで金勘定と駆け引きだけのいやな奴。
(パットン将軍はこんな役も演っていたのね)
観ている方までいらいらさせられるほどいやな役柄を見事に演じている。
アカデミー賞をノミネートされたが当人が拒否したらしい。
この二人をみていると、アメリカ映画の俳優のすそ野の広さを痛感する。
ポスターの看板にデカデカと提示されるスターばかりが役者じゃない。、
気がつくとあの映画にもこの映画にも、という脇を固める役者たちがいる。
決して美男美女でないけれども、一度見たら忘れられない風貌の役者たちがいる。
登場シーン数分なのに映画が終わって気がつくと主演を食っている役者たちがいる。
これは現在に至るアメリカ映画のお家芸である。
映画というリアルな架空世界を構築するために、役者たちを的確に配する。
俳優がデーターバンクとしてシステム化、配していく手札の多さはアメリカ映画が一番では?
タイトルバックで役者の次に来るクレジットが“CASTING”というのもうなずける。
この映画はニューマンvsグリーソン、ニューマンvsスコット
という風にシーンごとに役者を対峙させることで構成されている。
今観れば、リアリティという点ではいささか芝居がかった舞台的なオーバーアクトで
少々オールドファションだが、役者の演技合戦ともいうべき、映画らしい見どころが堪能できる。

これも衛星放送の録画『ハスラー』。
確か学生の頃、一度観たはずだが全く記憶にない。
主演のポール・ニューマンはコチラでもギラギラと反骨的、そしてパンクな青臭さ全開である。
でも見どころは、脇役二人。

右側がジャッキー・グリーソン演ずるミネソタ・ファッツ。
腕利きのハスラーで名前の通り“ふとっちょ(ファッツ)”。
今リメイクするならジョン・グッドマンが演じそうな役。
仕立ての良いダブルのスリーピースに中折れ帽にコートと身だしなみがダンディ。
常にクールで決して取り乱さない。ポール・ニューマン演ずるエディの青臭さとは対象的。
役名は昔のブルースマンみたいだ。
通好みのジャズバーの店名にありそう。
「店名の由来は?」とバーテンと話しながら、古いモノクロの映画の話で盛り上がりそうな店。
左側がジョージ・C・スコット演ずるバート・ゴードン。
冷徹なプロのギャンブラーで金勘定と駆け引きだけのいやな奴。
(パットン将軍はこんな役も演っていたのね)
観ている方までいらいらさせられるほどいやな役柄を見事に演じている。
アカデミー賞をノミネートされたが当人が拒否したらしい。
この二人をみていると、アメリカ映画の俳優のすそ野の広さを痛感する。
ポスターの看板にデカデカと提示されるスターばかりが役者じゃない。、
気がつくとあの映画にもこの映画にも、という脇を固める役者たちがいる。
決して美男美女でないけれども、一度見たら忘れられない風貌の役者たちがいる。
登場シーン数分なのに映画が終わって気がつくと主演を食っている役者たちがいる。
これは現在に至るアメリカ映画のお家芸である。
映画というリアルな架空世界を構築するために、役者たちを的確に配する。
俳優がデーターバンクとしてシステム化、配していく手札の多さはアメリカ映画が一番では?
タイトルバックで役者の次に来るクレジットが“CASTING”というのもうなずける。
この映画はニューマンvsグリーソン、ニューマンvsスコット
という風にシーンごとに役者を対峙させることで構成されている。
今観れば、リアリティという点ではいささか芝居がかった舞台的なオーバーアクトで
少々オールドファションだが、役者の演技合戦ともいうべき、映画らしい見どころが堪能できる。
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