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大阪豊中、ブラジルコーヒーの店「Cafe do BRASIL TIPOGRAFIA」のブログ。メニューやお店情報、ブラジル、音楽、ジャズ、コーヒー、焙煎、映画、活字等、毎日更新!

タンゴは老後の楽しみに

飽くことなき貪欲な音への好奇心は尽きることありません。
死ぬまで、世界に存在するありとあらゆるき音を聴き続けていたい。

かつてアメリカ大陸を北から南へと南下しながらジャンルの対象を広げてきました。

まさしく大好きなバート・バカラック“SOUTH AMERICAN GETAWAY”のごとし。
映画『明日に向かって撃て』のサウンドトラックの1曲です。

南米の音楽大国ブラジル(ここもやばい)につきあたり、さらに南へと途をすすんで、
出会ったのが最果ての国アルゼンチンのタンゴ。

お決まりのピアソラをかじり、何枚かのディスクを買いあさっていました。
当時は自分も30代半ば。
直感で感じたのが「これは若造が安易に手を出す音ではない」という事実。
音が持つ純粋な毒気が凄まじく、安直にはまってはいけないと感じ、
「タンゴは老後の楽しみに」とさっさと逃げました。

200710000504.jpg


最近読みはじめたこの作家がたまらなく好きです。
文章が勝手に脳内に浸透してきます。
良い作家とそうでない作家の差この浸透率の度合。
(厳密には、この場合の「良い」は相性の良いであり、絶対評価ではありません)
慨して、作家と読者はエゴと勘違いの共生関係。
身勝手な読み手は行間を読み込み、自分なりに世界を作り上げ、
「自分のために」「自分だけが」とエゴを増幅させていきます。
一方作家そんな読者のことなど知る由もなく自らのエゴを綴ります。
お互いは出会うことなく、文章に取り憑かれた者同士が紙面の上で彷徨います。

これはタンゴの短編集です。
読んだ者は、タンゴが聴きたくなるはずです。
老後までは封印したはずの音をたまらなく欲します。
中山可穂以外にも、タンゴに魅せられた作家は決して少なくはありません。

やはりこの音楽はやばい。


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プロフィール

TIPO

Author:TIPO
大阪豊中、ブラジルをコーヒーと音楽で楽しむ店“Cafe do BRASIL TIPOGRAFIA(チッポグラフィア)”の店主(と時々連れ合い)。2005年12月に開店して以来、気合で毎日更新中。果たしてどこまで続くのか意地になってます。

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