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大阪豊中、ブラジルコーヒーの店「Cafe do BRASIL TIPOGRAFIA」のブログ。メニューやお店情報、ブラジル、音楽、ジャズ、コーヒー、焙煎、映画、活字等、毎日更新!

Toninho Horta

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Toninho Hortaには特別の思い入れはない。
クリアーすぎるギターの音色にはちょっと引いてしまう。
決して熱心なファンではないけれど、気が付くと、店には何枚かのCDとLPがある。
なぜ?

これはベースにGary PeacockとドラムにBilly Higginsを迎えたトリオ編成 のアルバム。

 1 Pica Pau
 2 Lullaby of Birdland
 3 Stella by Starligh
 4 Waltz for Mariana
 5 My Funny Valentine
 6 Isn't it Romantic?
 7 O Amor em Paz (Once I Loved)
 8 Footprints
 9 Tarde
10 Minas Train

というオリジナルに加え、ジャズスタンダードに挑戦している。

昼食の後、満腹感で少し虚脱ぎ気の昼下がり。「このまま陽だまりの窓際でひと寝入りしたいものだ」とかなわぬ妄想を抱きながら、気まぐれで流す。最初は手元の活字を追っていたはずが、気が付くと音の囚われの身になっている自分に気が付く。文庫本を置き、JBLから流れる弦の音と向かい合っている。「コーヒーでも淹れようかな?」そんなことを呟いている。やかんでお湯が沸騰している。そしてお客様はまだ来ない。



………そんな音楽です。




ちゃんと営業中

雨の祝日。

ちょっと肌寒い朝ですが、本日もちゃんと営業しています。

ブラジル旅行記 092(1)


Águas de março

なんとなく、三月の水。

marco.jpg


ボサノヴァ自体には季節感は感じないのですが、夏が近づき、「ユニバーサル・ボサノヴァ名盤シリーズ!」とか、(毎年のように)再発されるCDを見ていると、「ああ、今年もそんな季節か……」と夏を感じます。でもなぜ、夏なのでしょう?自分にとって、ボサノヴァは季節とは無関係に、聴くときは聴く、聴かないときは聴かない音楽ジャンルです。音楽の持つ「海」「青い空」「水着」「ビーチ」「白い砂」といった典型的なイメージ故?

季節の狭間の雨です。
3月は日本では春。
暗く寒かった冬は終りを告げ、これからは光の季節である夏へと向かいます。
気が付くと、通りを行き交う女性の装いが明るく、軽くなっています(アーウイン・ショーの『夏服の女たち』みたいだ)。
誰しも来るべき季節を待ち望み、どこかしらふわふわと浮足立っています。

反対にブラジルでは秋。
カーニバルとともに夏の終わりを夏にこれから冬に向かいます。
どことなく、祭りの後の物悲しさと季節が変わる寂しさが漂います。
実はコーヒーも通年の最盛期を終え、これからはシーズンオフへと進みます。
真夏(7月、8月)という底を目指して徐々に降りていきます。
ここ北半球では、コーヒーはブラジルのように、年間の季節の移り変わりを迎えます。

ブラジルが世界一のコーヒー生産国である理由はここにあるのかも知れません。

JOY

Joy.jpg

Oscar Brown Jr.はもともと好き、Sivuca が参加していたので気になっていたミュージカルのサントラを中古アナログで入手。多分CD化はされていないけど、そんなにレア盤ではありません。

これがこれが、アルバム全部捨て曲なしのアタリでした。
アナログという難点がなければ、店にてしばしばかけまくるんですけどね。




だからどうしてん!と突っ込まれても仕方がない無理くり更新……。ばれたか?



         

眠くなる……

寝る前にコーヒーを飲んでも平気で眠れます。
でもアルコールは飲むと必ず眠くなります。
発泡酒350ミリリットルですら確実に効きます。
誠にエコノミーな体質です。
定休日ということもあって、夕飯と一緒に。
これがいけなかった眠い……9時だというのに。
だんだん眠くなーる。
キーボードを打っていても

dxklyfgiluerhagiluhigurytvouer89ut0@9348tim0@tn9879038-943-805987v34@0vt0:9n093n09、

な気分です、
あ、だめだこりゃ。

おやすみ………。



Erizabeth Geyer

先日CDBabyで漁ったアタリディスク

egeyer.jpg


Erizabeth Geyerです。

 1  Nadalin
 2  Spring Can Really Hang You Up the Most
 3  My Favourite Things
 4  Summertime
 5  Easy Living6 Green Dolphin Street
 7  From Both Sides Now
 8  Lets Face the Music and Dance
 9  Spain
 10 All the Things You Are
 11 Living
 12 Come Rain or Come Shine

というあまりにもわかりやすいスタンダード選曲、そして当然“べっぴん”。
さらには彼女は、ボーカルとピアノに加えて、Flugelhorn まで操ります。

geyner.jpg


当然、3つ同時には無理……。これは仕方がない。

アルバムは文句なし!買わずにいられるか?


アイスコーヒーには早すぎる?

P1010637(1).jpg


急に暖かくなりました。
季節の狭間は人によって体感温度が異なり、
いきなり「水出しアイスコーヒー!」とオーダーするお客様もおられます。

残念ながらまだありません。
現在アイスコーヒー用のブレンドを調整しており、
来月あたりには稼働しはじめる予定です。
チッポグラフィアのアイスコーヒーは水出し抽出(ダッチコーヒー)のため、
事前の仕込みが必要となります。
もうしばし、お待ちくださいね。

通年の定番アイスラテ(お気に召すまま)はあります。
こちらはお気軽にどうぞ。

さぁ、週末!
どうぞお越しやす~!

アフリカン・ダブ

   「朝のナパーム弾は格別だ。( I love the smell of napalm in the morning.)」
 
        ~映画『地獄の黙示録』よりビル・キルゴア中佐(ロバート・デュヴァル)の台詞


深煎りのコーヒーには独特の香ばしいスモーキーな香りがあります。
多分、好きな人にはたまらなく、キルゴア中佐でなくても、「朝の深煎りは格別だ」と……。

そして、先日のネタの“極めた深煎り”が新登場!

さて、飲食業界には「ワンリソース、マルチユース」という考え方があります。
食材の効率的な使用を目的とした、ある素材を複数のメニューに多岐にわたって使用する手法です。よく居酒屋などで、同じ素材がメインとして、別の商品には付け合わせとして何度も使われているアレです。素材の仕入れが絞れ、無駄が省けます。
今回は、素材に定番「アフリカの叫び(ケニアAA)」を使用した、もう一つのケニアという別バージョンです。同一素材でも加工次第で、異なる味わいが作り出せます。これはコーヒーの素材至上主義(豆自慢)に対するささやかなアンチテーゼ。

多分、音楽に例えると、DJによる“REMIX”の手法に近いでしょう。
元ネタを解体、加工して全然別の音として再構築する感じ。

イメージとしてはダブ(dub)

1970年代に、スカとレゲエから発展したジャマイカの音楽で、リミックスという音楽手法の元祖といわれ、曲のリズムをより強調する様にミキシングし、エコーやリバーブなどの過剰なエフェクトをかけて加工したものです。
「アフリカの叫び」を極端に変形加工した、ダブ・ヴァージョンだからネーミングは

     「アフリカン・ダブ(ケニア)」

です。
すべてを焼き尽くすナパーム弾ほどではないけれど、危険を伴う焙煎です。
コーヒー豆は深く深く煎っていると、一定温度で発火します。
緊張しながらも、その寸前まで、深く煎ってあります。
当然、油分が豆の表面に浮き出て、ギラギラテカテカと輝いています。
擦っても、淹れても深煎りの香りがします。
味わいも、スモーキーで苦味ががっつり拡がります。
好きな人は好き、苦手な人は苦手なという、好き嫌いが明確なコーヒーです。
まあ、それはそれで仕方がないかな?
ミルクや砂糖をたっぷりいれても結構いけるかも知れません。

本日ダビーにデビュー!200g920円な~り!


撃沈

撃沈しました。

花粉症です。
シーズンの最悪の状態が突然、何の前触れもなく……。

「今年は大丈夫かな?」「ひょっとして体質改善で良くなった?」などという楽観を打ち砕くかのように突然きました。マスクやら眼鏡やらで万全の装備の人々を傍目に「難儀なこっちゃ」と油断していましたが、奢れるもの久しからず、やはり「自分だけは……」なんて甘い考えがいけませんでした。

だからこの季節いや~なのよ!
一刻でも早く去ることを願います。

  ……という言い訳で今日はスカスカブログ、ひたすら行間を読め!

                       偉そうに叫んでも、行間には何もない。


ジャズの流れる店

昨日に引き続きBGMのお話。

例えば「ジャズの流れる居酒屋」。
バーにジャズは昔から王道ですが、何で居酒屋でジャズ?
でもこの手の店は、全国に掃いて捨てるほどあるはずです。
昨今、居酒屋のみならず、カフェに蕎麦屋にラーメン屋、焼鳥屋……とどこでもジャズが流れています。さすがにチェーン系の回転すし店で皿と一緒にジャズが流れていたのには少し脱力。


……というよりいつからジャズは一昔前のエレベーターやホールで流れる「何とか楽団」のムードミュージックのようになってしまったのでしょうか?
ジャズという音楽に抱く架空の「おしゃれ」「アダルト」「クール」などの固定概念が一部の所詮は張りぼてのような飲食チェーンのイメージ戦力と合致した?なんでもかんでも、どこでも「とりあえずジャズでも……」は勘弁してほしいものです。ジャズってそんな音楽?

ジャズは黒人の民族的な側面をルーツに持ちながらも、いつも大衆的な流行歌、時代とともに最先端の音として進化しながらも、やがて老いて死にゆくます。21世紀の現代では資本主義的な商業活動において再利用される過去異物にしかない、すでに死んだ音楽なのかも知れません。

自分の店にどんな音楽流すか?
(音楽好きの)開業志望者は誰しも一度は夢見る妄想です。

例えばグレン・グールドが流れる寿司屋。
絶対に店主は変人です。偏屈です。変な特注の椅子でぶつぶつと唸り声を上げながら手袋で寿司を握ってそうです。絶対に行きたくない店ですね。

例えば黒人ブルースの流れるフレンス料理店。
泥臭いダミ声と“おふれんち”なエスプリとがミスマッチ、でも意外に興味深々かも?

あれこれといろいろ想像すると結構面白いものです。



     ………だからBGMは侮れません。



プロフィール

TIPO

Author:TIPO
大阪豊中、ブラジルをコーヒーと音楽で楽しむ店“Cafe do BRASIL TIPOGRAFIA(チッポグラフィア)”の店主(と時々連れ合い)。2005年12月に開店して以来、気合で毎日更新中。果たしてどこまで続くのか意地になってます。

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