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大阪豊中、ブラジルコーヒーの店「Cafe do BRASIL TIPOGRAFIA」のブログ。メニューやお店情報、ブラジル、音楽、ジャズ、コーヒー、焙煎、映画、活字等、毎日更新!

走ることについて語るときに僕の語ること

「ハルキスト」

作家、村上春樹は好きでも嫌いでもないけど、村上春樹の好きな人は苦手という連れ合いは村上春樹ファンをこう呼びます。店頭で見つけた最新エッセイをいそいそと買いこみ、一日で読み切る旦那に向かって「ハルキスト」と呆れたようにつぶやきます。

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走ることと書くことについて語ったエッセイです。
珍しく本人が写真で登場していたり、自分のことを“真面目”に語っています。シリアスな長編小説と冗談か本気か境界線の曖昧な脱力系エッセイと両極端な作家ですが、その中間のさじ加減のエッセイです。

学生の頃、無間地獄のような学校生活の中でもひときわ地獄度数が高かったのが体育の授業です。運動と名の付く全てのものと相性が悪く、運動神経が存在しない人間でした。というより社会人になってからも、現在もそのまんま変わりません。

  「学生の頃、何か運動なさっていたのですか?」
  「ええ、学生運動を少々」

いつものお決まりのボケです。
運動に近づくことなくこれまでの生涯を何の障害もなく過ごしてきました。エッセイとはいえど、誰かに「走ること」をすすめられても一方的に引きくしかないのですけど、そこは偏屈な村上春樹、走ることと書くことの相似性を屁理屈のような常に冷めた視線で書き綴ります。それは決して不快ではなく、走ることへのかすかな憧憬と夢中になれることへのかすかな嫉妬さえ感じました。

「そろそろ運動でも?」
人生において避け続けてきたテーゼが揺らぎつつります。近くにオープンするスポーツクラブの新聞チラシを見ていてのことです。自営業において、何よりも身体が資本というのは自明の理です。少しはケアしなければどこかガタがくる日も遠くない気がします。しかし、果たして月数千円の会費の元を取れるだろうか?悩むなぁ……。CDなら1万円位、一瞬の逡巡もなく財布を開く癖にこの辺は妙にシブチンです。さてさて……。
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プロフィール

TIPO

Author:TIPO
大阪豊中、ブラジルをコーヒーと音楽で楽しむ店“Cafe do BRASIL TIPOGRAFIA(チッポグラフィア)”の店主(と時々連れ合い)。2005年12月に開店して以来、気合で毎日更新中。果たしてどこまで続くのか意地になってます。

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