Cafe do BRASIL TIPOGRAFIA

大阪豊中、ブラジルコーヒーの店「Cafe do BRASIL TIPOGRAFIA」のブログ。メニューやお店情報、ブラジル、音楽、ジャズ、コーヒー、焙煎、映画、活字等、毎日更新!

PALMEIRA

オランダで結成されたブラジリアン・バンドPALMEIRAが'83年に残したアルバムがアナログ500枚限定で再発。力技を成し遂げたのは一生ついて行くレーベル買いの“CELESTE”です。感謝!

paleira.jpg


こういうのに弱いんですよね。「えらいこっちゃ!こりゃ買わなあかんわ!」と駆けつけてしまいます。そして予約までして何とか入手しました。ヨーロピアンインチキブラジルバンドの典型です。昔から“フェイクブラジル(非ブラジル人によるブラジル音楽)”が大好きな者としては堪りません。とりあえず手元に置いておくだけで幸せです。しかし対象が何であれ、「限定もの」の吸引力には負けます。我が家もアイスクリームショップのマンスリー商品は必ずチェック、昨日も某ベーグル専門店の8月限定品を買いに行きました。もちろんTIPOGRAFIAも同じです。季節限定の商品がこれ見よがしにメニューの巻頭を飾っています。気が付くと夏も終わり、いくつかのメニューはもう今しか楽しめません。例えば……

  水出しアイスコーヒー(9月いっぱいかな?)
  ミックススムージー
  コーヒーリキュールフロート
  梅スカッシュ

あたりですね。売り切れまで、最後の夏を味わってください。

あ、話がそれました。アルバムは、

SIDE-A
1 TRILHOS URBANOS(CAETANO VELOSO)
2 UNDIU(JOAN GILBERTO)
3 BAIXA DE SAPATEIRO (ARY BARROSO)
4 TELEPHONE (ROBERTO MENESCAL)

SIDE-B
1 LIVING IN MORE THAN ONE WAY
2 AMANHECER
3 MANIA DE VOCE
4 TAPAJOS

と分かりやすい選曲です。
いささか80年代という古さは感じるものの、聴かせます。ただ、アナログゆえに店内ヘヴィローテーションとはならないけど、聴いてみたい方はリクエストしてみてください。

スポンサーサイト

PageTop

ERROLL GARNER

朝から大荒れの天気です。

一雨ごとに秋に近づいていくのでしょうね。何だかんだ言っても確実に夏は終わろうとしています。今日は夏の終わりに聴きたい定番の一枚です。

erroll.jpg


気合を入れて、演奏者と共に神経をすり減らしながらピリピリと聴く音楽も魅力的ではあるのですが、このアルバムのようにスルっと流れる音も捨て難いものです。このEROLL GARNER『CONCERT BT THE SEA』などは肩肘張らずにコロコロと転がるピアノの音に身を任せて、ぼ~っとすればいいのです。1955年9月19日のライブ録音です。夏が終わり、これからの季節のテーマ曲である“AUTUMN LEAVES 枯葉”がいけます。崩したイントロから、引っ張った挙句にいささか大げさに流れ込むメロディーに惚れます。聴く者に「ああ、夏も終わりなんだよな……秋だよな……」と思わせる流れです。

 1. I'll Remember April
 2. Teach Me Tonight
 3. Mambo Carmel
 4. Autumn Leaves
 5. It's All Right With Me
 6. Red Top
 7. April In Paris
 8. They Can't That That Away From Me
 9. How Could You Do A Thing Like That To Me
 10. Where Or When
 11. Erroll's Theme

というベタベタな選曲なので、グダグダ考える必要はありません。ビールでも飲みながら、♪ヘラハラヘラハララララララララ……と聴き流すべき名盤です。

PageTop

FILO MACHADO

FILO MACHADOの傑作『JAZZDESENZALA』です。

jazzdesenzala.jpg


改めて聴きなおしてみても、やはり傑作です。

曲によって管楽器なども加わってはいますが、基本となる編成はVOZ(声)とVIOLAO(ギター)です。スキャットというか、人間リズムマシーンというか、ボイスパフォーマンスがすごい人です。もちろんギターを弾きながらの作業で、口と手が連動せずに別のメロディーを奏でています。いったいどんなOSなの?2年前東京のPRACA11(プラッサオンゼ)で聴いたライブはえげつないくらいに素晴らしかった。スキンヘッドにTシャツ姿での一見異様な風貌ですが、目元が妙に愛嬌があり、ギター片手に観客を徹底して楽しませる大道芸人のようなエンタテイナーです。ラストのジャズスタンダード“HERE IS THAT RAINY DAY”も全編スキャットのみで崩します。この曲は気が付くと、何かしながら無意識に口ずさんでいるお気に入りです。そういえば、PETER FESSLERも同様にスキャットを多用しながらカバーしていましたね。

音楽(特にジャズ)の醍醐味は有名曲のカバーの解釈や崩し方を楽しむことにあります。いくつものアーティストやアルバムを彷徨いながら、1つの曲を聴き比べるのが大好きです。何よりも曲の“崩し”方こそ、その人の個性であり技量やセンスが問われます。原曲をひとつの正当(完成形)とすれば、そこからいかに傾(かぶ)くがもうひとつの面白みです。実はコーヒーも同じかもしれません。抽出であれ、焙煎であれ、基本を押さえた上で、以下にそれを崩して、自分の求める味わいをつくるか?傾き方がその店主の個性です。もちろん正規があってこその非正規、正規を踏まえない、最初から好き勝手は単なる無茶苦茶と呼びます。基本には忠実にそして同時にそれを意図的に崩すのが面白みです。

歌舞伎の語源のような異様な姿のFILOの風貌はまさしく“傾き者”だけど、その音楽は余りにも素晴らしく棺桶まで持参したい1枚です。

PageTop

本日臨時休業いたします

勝手ながら、本日臨時休業いたします。

※明日からは通常営業いたしますので、よろしくお願いいたします。

PageTop

『ダークタワー』シリーズ

TS340051.jpg


やっと終わりました。文庫全16冊のシリーズの長すぎるキングの旅でした。3月に第一巻を読み始め、全作読破まで5ヶ月かかりました。活字中毒者の常として、複数の本の平行乱読が常です。何度もいやになって途中放棄しており、再開時に以前に読んだ内容を忘却しており、再読を余儀なくされることもありました。途中から楽しんで読んでいるのか、読み終わるために読んでいるのかすら不明に……。スティーブン・キングとはいささか文章の相性がよくなく、かなり苦しかった。でも意地と意思を持って何とか読破。決してお勧めいたしませんが、挑戦したい方は是非どうぞ。これぞキングの妄想世界の総決算を垣間見ているようです。

ちなみに活字中毒者2名のため、我が家は読みかけの本が各地に放置。居間に、ダイニングに、寝室の枕元に、店に………と上下左右に拡散しており、行った先で放置された本を各々読み始め、そしていやになると、やりっぱ、そのためいつまでたっても読了しない本があります。これだけの本を読みかけているくせに本屋で出かけ、新刊を買い込み、図書館で本を注文します。こればかりは息をするみたいなものですので、止められません。

PageTop

臨時休業のお知らせ

お店からのお知らせです。

誠に勝手ながら、

8月27日(月)および28日(火)

は休業いたします。

   ※定休日は毎週月曜日ですが、翌日も臨時休業となります。

ご迷惑をお掛けいたしますが、ご了承下さい。

PageTop

QUARTETO EN CY

TIPOGRAFIAの看板猫ならぬ、看板樹のQURTETO EN CY(クアルテート円錐)です。もちろんコーヒーの苗木です。

P1010529(1).jpg


季節は巡り少しずつは成長しております。TIPO同時入社の同期4人組ですが、成長の度合いが微妙に異なります。元気のない株あり、観葉植物の世界ですら生存競争の厳しさがうかがえます。ようやく冬を越したかと思えば、また冬に向かう季節となります。転がり落ちるような時の流れを感じます。年末には早開店2周年を迎えるTIPOGRAFIAです。

来週末のコーノ式珈琲塾関西教室は開講決定いたしました。エントリーを頂いた方のお越しを心よりお待ちしております。

PageTop

蟹蟹蟹蟹

人の背丈程はある巨大な蟹に襲われる夢でした。

はさみで蟹パンチを浴びて「ぐふっ!」という瞬間に目が覚めました。
しばらく現実に戻れずに傍らの連れ合いに

   「蟹に襲われた。蟹蟹蟹蟹……」

と意味不明に訴えていたそうです。
当然、素面で「あ、そう」と映画『太陽』のヒロヒトのように流されました。そら、そうですね。いきなり蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹と訴えられてもまともにレスポンスは困難です。翌朝も、

   「めちゃ怖い夢見てん」←40過ぎのおっさんの台詞ではない
   「あ、そう。なんや、蟹蟹蟹蟹言うてたでぇ」←あくまでも素で流す 
   
と再度訴えても、全くかみ合いません
山中を彷徨い、途を見失って、遭遇したのが蟹です。妙にリアルな赤色をしていました。別にコイツに抑圧された潜在意識の象徴を求めている訳ではありません。ただ、ほんとうに怖かったんです!この根源的な恐怖を訴えたかったんです。でも神でも悪魔でもなく、ちょっとでかいけど単なる蟹というのか困ったものです。

仕方がなしにブログにて再々度訴えています。
皆様、巨大な蟹には注意しましょう!

あああああ、蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹蟹……………!
これもまた読み手の反応に困るオチなしの駄文です。

PageTop

ダ・グアルダ農園

コーヒー屋のストアブログでありながら、意図的にコーヒーに関する話題を避けています。常々、コーヒー屋は慨してコーヒーを語りすぎると確信犯的に口をふさいできましたが、店舗という情報発信者としては適切かどうかはわかりません。でも店主はコーヒーうんちくが嫌いです。理屈よりも素直にカップの液体を楽しみ、結果喜んだり、怒ったりして欲しいだけなのです。

これも素直にカップを楽しんで欲しい、久々の新作コーヒーです。

P1010528(1).jpg


ブラジル、ミナスジェライス州、カンポス・アルトス市から届きました。ジョゼ・マリア・ドミンゴス・ダ・シルバ氏のダ・グアルダ農園です。希少種・少量生産のブルボン・アマレロをサンドライ(天日乾燥)で仕上げた一品、ブルボン好きの店主としては期待せずにはいられません。機械乾燥(熱風で豆を乾燥させる、巨大な洗濯物乾燥機のようなもの)ではなく、天日による自然乾燥というところが憎いですね。当然、雨の影響を受けるため品質コントロールが困難です。そして届いた一品は「昔のコーヒーは……」と彷彿させる豊富なコク(油分)はまるで赤ワインのフルボディをイメージする味わいと称されています。

果たして?
中煎りで焙煎いたしました。キラキラした豆面はなかなかの別嬪さんです。早速、カップを取ってみました。甘い香りは抜群、苦味と酸味が渾然一体となっていながらも広がりを感じさせます。どこか広大な大地を思わせるアーシーな味わいが残り、「苦い」「酸っぱい」といった単純に区分できない複雑さが気に入りました。

皆様も是非味わってみてください。
赤ワインのようなボディは感じられるでしょうか?うんちく抜きにカップの液体に一喜一憂する、これこそコーヒーの醍醐味です。
本日より喫茶、豆売り(200g940円)で提供開始。ちなみに限定入荷品です。


 

PageTop

BOPHANA

Bophanaの3rd Albumが9月21日に発売される模様。
これは非常に楽しみです。詳細は……

「Bom dia, Boa noite」

 01. Milagre/ミラグリ (Dorival Caymmi)
 02. Mrs. Robinson (Simon and Garfunkel)
 03. パンデイロ通り (Bophana、初のオリジナル曲!)
 04. あなたから遠くへ (金延幸子)
 05. Qui nem Giló /キ・ネン・ジーロ(Luiz Gonzaga)
 06. それだけでうれしい(矢野顕子/宮沢和史) 
 07. Happiness Runs(Donovan)
 08. Coisinha do Pai/コイズィーニャ・ド・パイ(Jorge Aragão)
 09. À Primeira Vista/ア・プリメイラ・ヴィスタ(Chico César )
 10. Mimar Voce/ミマー・ヴォセ(Timbalada)

と前作までブラジル音楽名曲見本市的選曲から少し拡がっているかな?あと1ヶ月、早く聴きたい。あ、感情が先走り、説明不足でした。こういう人たちです。日本の女性ボーカルを中心としたトリオ編成のグループです。

PageTop