FC2ブログ

大阪豊中、ブラジルコーヒーの店「Cafe do BRASIL TIPOGRAFIA」のブログ。メニューやお店情報、ブラジル、音楽、ジャズ、コーヒー、焙煎、映画、活字等、毎日更新!

LORI CARSILL

またまた女性ジャズボーカル、
LORI CARSILL『COLE PORTER…old love,new love,true love』です。

最近どうやら“BOSSA NOVA”カフェらしいTIPOGRAFIAのBGMが女性ボーカルづいています。この規模の店のBGMは概ね店主の趣味がうかがえるものですが、その時の好みの振幅(気分ともいう)がモロに出てしまいます。気が付くと、終日フェラ・クティが流れている“アフロビート喫茶”やシャンソン尽くめの“おふらんすかへぇ”と化している可能性は否定できません。いかん、いかん、うちはブラジルでしたね。

cdcoverlarge_coleporter.gif


タイトル通り全編COLE PORTERカバー集です。

 ♪「ユ~ドゥ~サムシントゥミィ~」
 ♪「ラ~ブフォ~セェ~ル」
 ♪「アイブガッチュウ~アンダ~マイスキ~ン」

……と体内および脳内に音階が存在しない店主ですら、思わず唄ってしまいます。でも傍から聞くと「あんさん、どっか悪いんですかぁ?」と心配されるくらい音階が崩壊しています。しかしこの人の書く曲にハズレなし、天性のメロディメーカーです。多少でもジャズをかじったことがある人ならば、タイトル部分のリフレインコーラスを呟けるはずです。

あ、ジャケ買いです。
いきなり話をそらして撹乱しましたが、正直に認めます。白状しておきます。ジャケットが決め手です。多少日本人の好みには硬質なWASPな臭いがするのですが、まぁ別嬪さんですね。

あと、ちょっとだけ変わっているのがピアノレスです。
普通ジャズでは女性シンガーの伴侶といえばピアノトリオが王道。これはギタートリオがバックを勤め、1曲にtbがゲスト参加しています。ブラジル音楽といえば弦(ギターおよびそれに似た弦楽器いろいろ)ですが、ジャズは鍵盤が要です。いや、鍵盤といっても実際的にはピアノのみ、エレピやオルガンですらゲテモノ扱いされるピアノ至上主義者が跳梁跋扈する閉鎖的な世界。ギターも同様に「ギターは売れない!」との格言が蔓延るジャズ業界です。ドラム、ベースは同じアコースティックでもピアノをギターに変えるだけで醸し出す空気感がガラリと変わります。勝手知ったるスタンダードでも、数多の演奏を聴き、体が覚えているピアノのバッキングが排除された時、違和感を感じるか、開放感を感じるか、好みの分かれることでしょう。私論ですが、存在しないとピアノの音色を聴くのが正しいアプローチでは?記憶から湧き出てくる鍵盤の音を実際の音に配して、勝手に脳内でギターとピアノをハモらせるます。まさしく脳内で繰り拡げられる、形而上のセッションです。これこそスタンダードだからこそできるもうひとつの楽しみ方です。

収録曲です。

1. Love Paris
2. So In Love
3. I've Got You Under My Skin
4. You Do Something To Me
5. What Is This Thing Called Love
6. Miss Otis Regrets (She's Unable to Lunch Today)
7. At Long Last Love
8. Ev'ry Time We Say Goodbye
9. I Concentrate On You
10.Love For Sale

  Lori Carsillo vocals
  Dave Mac Nab guitars
  Devin Hoff bass
  Alan U'Ren drums
  Jeff Cressman trombone (track 8)


スポンサーサイト
プロフィール

TIPO

Author:TIPO
大阪豊中、ブラジルをコーヒーと音楽で楽しむ店“Cafe do BRASIL TIPOGRAFIA(チッポグラフィア)”の店主(と時々連れ合い)。2005年12月に開店して以来、気合で毎日更新中。果たしてどこまで続くのか意地になってます。

twitter
最近の記事
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブログ検索
天気予報

-天気予報コム- -FC2-
カレンダー
06 | 2007/07 | 08
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -